シリーズ最小金冠!モンスターハンターワイルズ(アーリーアクセス版)感想

私のようなユーザーがカプコンをダメにする。

そう思いながら『モンスターハンターワイルズ(MHWi)』を発売日から購入し遊んでいる。

 

現在100時間ほどプレイ。ハンターランクもいよいよ200に到達かというくらいである。

 

以前酷評したβテスト版からは考えられないくらいにはハマっている。

やはり『モンハン』はある程度面白さが担保されていて、結構な時間楽しむことはできた。できたのだが…。

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先日の第一弾アップデート情報を見て確信した。

「これアーリーアクセスの権利をフルプライスで買っただけじゃね?」

 

楽しさとクソさがひしめきあい、情緒が安定しないまま100時間プレイした結果生まれた負の感情を以下に書き殴ることで供養する。

 

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■UIは歴代最高にクソ

これは結構言われていることだと思うが、ワールド・ライズと着々と進化してきたUIが悉く劣化している。謎の立体マップ、アイテムボックス、装備画面などなど挙げたら枚挙に遑がない。頻繁に確認・操作する部分なので地味にストレスが溜まる。

特に厳しいのがマップを開く際のボタンが環境Tips表示時に効かないこと。これは少しでもプレイしたら違和感を覚えるはず。その流れてくるTipsも特に重要には感じず、マップを開いて環境サマリーを見れば一目瞭然なので、まるで必要性を感じない。その割にはくどいほど表示される。これは結構やばい。開発中にUIに異を唱える人はいなかったのか?そんな指摘ができないほどカプコンの開発環境は風通しが悪いのか?と邪推してしまうくらいだ。

 

■無印PS5版なのでグラフィックは並

いやいや、無印PS5を基準にグラフィック・フレームレート周りを調整してくださいよ。としか思わない。全体的にモヤッとしたグラフィックでPC勢がいうほど美麗なグラフィックという感じはしなかった。彩度が抑えめな関係で、むしろワールドから劣化すら感じる。「PS5で超美麗、PS5pro・ゲーミングPCで更に鮮明に」くらい期待していたが…。

ちなみに私は最初からフレームレート優先で遊んでいたので多少のグラフィックの劣化は覚悟していた。ただひとしきり遊んだ後「バランスモード」で遊んでみたら多少綺麗にはなったがフレームカクカクすぎて酔った。

 

■エンドコンテンツが武器によって息をしていない

ランス・ガンランスをメインに遊んでいるのだが、ガンランスがエンドコンテンツ「アーティア武器」の恩恵にあずかれないのが非常に残念。

アーティア武器とは、ざっくりと言ってしまえば「クリア後に登場する歴戦モンスターを狩っているとドロップする部品を組み合わせて武器を作る」というものなのだが、ガンランスは出来あがる武器の砲撃レベルが固定なのでガルホートを超える武器というか、ガルホートに並ぶ武器すら作れないのが現状だ。ランスは基礎攻撃力の麻痺武器を作っておけばOK。こだわるのであれば、武器作成後、復元で目当てのステータスが伸びるまで頑張ってねという感じ。あまり面白味を感じないのである。ボリューム感もない。

さらに、このアーティア武器のデザインがどの武器手もダサいのだ。これは個人的な趣向の話だが、私はランス・ガンランスを好んで使っているが、マテンロウのデザインには昔から惹かれないのだ。

そんな感じのエンドコンテンツ。いまいちハマれないので私個人のエンドコンテンツはランス・ガンランスの生産武器を全て作る。と装飾品の「守勢+匠」を出す。くらいになってしまっている。ただランスのデザインが全体的にダサすぎてモチベが上がらない問題も発生しているのだが、それはまた別の話。

 

「ライズは発売時エンドコンテンツなかったじゃないか!」と言われるかもしれないが、確かにライズは「ナルハタタヒメを周回し、素材を溶かしランダム要素の強い「護石」をゲットする。」だけだったかもしれないが「目当ての護石が手に入った」「いい感じの護石が手に入った」際に起こる「装備スキルの更新ができるかも!」というワクワク感の方が好きだった。それに比べアーティア武器は殴りの数値が強くなるだけで装備スキルの更新は発生しない。プレイスタイルに幅は出ない。エンドコンテンツ周回によるスキルの拡張性が特にないという点が非常に不満である。

 

■息をしていない新要素「群れ」

マジで必要性を一切感じない要素だった…。空気だった。ドシャグマの最小金冠がいるくらい?クリア後のイャンクックの群れも…。マジで空気だった。大肥やしスリンガーがしたかっただけ?マジでなんのために存在しているのか?どこを面白いと思って欲しかったのか?不明である。おそらく最序盤の開発で実装してみたけど、開発も「これ面白く出来ねーわ」って感じで諦めていると思う。

 

■装飾品が武器用・防具用に分かれている

このシステムのせいでスキルの拡張性が死んでいる。壊死している。おそらくここにテコ入れがない限り、どの武器種も最終的には似たような装備になるのではないだろうか?

それに加え、アーティア武器以外は武器ごとにスキルが設定されているため、使用する武器もアーティア武器又は生産最強(汎用?)武器の2択になると思う。絵的には面白さに欠けやしないか。アーティア武器のみ重ね着OK、又は武器専用護石などの救済がないと毎シーズン同じ武器で溢れそうではある。

「同じ武器で溢れる=プレイに幅が生まれない」ということなので、プレイフィールも同じことの繰り返しで飽きが早くなる原因にもなっていそうではある。「あ、このスキルの組み合わせで試したい」という意欲が湧かない工夫が懇切丁寧にされている。

 

■モンスターの種類の少なさ

昨今のモンハンで不満に感じているのが「発売前に登場モンスター発表しすぎ」がある。本作は発表時から嫌な予感がしており、買うか買わないかを結構直前まで悩んでいたのでPVなども特に見てはいないのだが、それでも「なんだこのモンスター!」という驚きはほぼ皆無だった。初見モンスターはウズ・トゥナとシーウーとゾ・シアくらいだった。そしてモンスターの少なさに拍車をかける「護竜(ガーディアン)」という色違い(白いのをぶっかけられた)モンスターたち…。亜種しかいないモンスターたち…。

そこにエンドコンテンツ・報酬の美味しさから最終的に歴戦アルシュベルドしか狩らなくて良い状態だ。狩猟ターゲットの少なさは過去一かもしれない。

その状態を打破すべく使用武器の最終生産武器をコンプしようと思っているのだが、それも数回狩るだけで出来てしまいそうな勢いである。

新規モンスターの少なさ=新規デザインの武器・防具の少なさなのである。

追い討ちをかけるかのように防具のαβでデザインの違いはなし。モンスターも少なけりゃ防具のデザインも少ないのだ。

 

■ハンマー死亡確認

ちょっと使ってみたが火力でなさすぎ&リスクリターンが合ってない。こりゃ不遇武器です。辻P使用武器という寵愛と加護は消え去ったようだ。

 

■難易度の低さ

敷居を下げたのだと思うが流石に簡単すぎた。おそらくモンスターのHP・攻撃力は結構低めに設定されていそうではある。ワールド初期にうっかりアンジャナフで一乙かましてしまう恐怖や、ライズのマガイマガドの「なんだこの攻撃!」というヒリヒリした狩は残念ながらなかった。歴戦アルシュベルドももはや敵ではなく、ジン・ダハドが若干面倒くさくて、歴戦ゴアマガラがちょっと強いね。くらいなので、装備をガッチガチに整えてまで倒したいモンスターがいないのが物足りない。まぁそんなモンスターがいたところで本作はスキルの拡張性が丁寧に丁寧に窮屈になるように設計されているので…。

可能であればストーリー中に「装備更新しなきゃ…」と思わせて欲しかった。というかそれが醍醐味なとこともあると思っている。私は上位クリアまで計2回しか装備を更新しなかった。これは楽しくない。かといって無意味に装備を更新するのも手間。っていうね。

 

■「やや」ってなんだよ

ガンランスは本作から「砲撃Lv」表記が数字ではなく、「やや弱い」「普通」「強い」「やや強い」というような曖昧な表記になった。これ自体は別に構わないのだが、やはりというべきか現段階での最高砲撃Lvは「やや強い」で頭打ちである。これには流石に呆れた。一応フルプライスのゲームを買ったつもりなのだが、ゲーム中での最強表記が「やや強い」なのである。非常にモヤッとする。せめて「強い」にしてほしいし、今後のアプデで「やや強い」以上を出すのが露骨すぎて嫌悪感すら覚える。もちろん「やや弱い」以下の「弱い」も実装され殴りメインガンランスの追加も想像できる。ただ本作のガンランスの殴りモーションはそんなに強くなさそうではある。

表記一つでここまで印象が変わるとは自分でも驚いたが、これなら今まで通り数字表記の青天井状態でいてくれた方が希望が持てた。

 

■スッカスカアプデにロードマップ

色々書いてきたが、アプデ情報を見るまではまぁ我慢して遊べていた。楽しさと不満が50:50くらいでひしめき合っていた。ただ第一弾アプデで不満が勝ち始めた。

 

ラスボス上位周回解禁・ラスボス装備追加・集会所追加・闘技場追加という歴々の作品では最初から入っていた要素の付け足し。これは流石に未完成品と言われても仕方がないのではないだろうか。

しかも闘技場にはランキングがあり、上位報酬で限定チャーム有り。そんなに欲しいわけではないが、PC版で跋扈しているチート・Mod周りとはどう折り合いをつけるのか?そもそもモンハンは今までPvEに徹底していたが、ランキング(上位報酬あり)はPvP要素強めで「らしくない」感が強い。

 

んで、追加モンスターは本当にタマミツネだけ?サプライズでイビルジョーないしバゼルギウスの乱入くらい仕込んでくれてますよね?と今までであれば「乱入うぜー」としか思っていなかったが、サプライズの乱入を願ってしまうレベルである。

更に夏アプデでラギアクルス追加の匂わせ。って海竜種のタマミツネ実装からさらに海竜種ラギアクルス実装って海竜種擦りすぎではないだろうか。どんだけ技術向上で「地面とモンスターの接地点云々」が開発的に嬉しくてテンション上がってんだ…。

で、歴戦王レ・ダウはアプデ日に追加ではなく、4月末に実装。しかも期間限定イベクエ扱い。使い回しの歴戦王くらいは、「このカプコンショーケース終了後から挑戦いただけます(by辻p)」くらいのサプライズを提供する気概もないか〜、結構ガッカリだったよ。

 

なにやら今回のアプデ情報に苦言を呈した公認ミラー配信者(という名目のカプコンお抱え喜び組)が、若干のボヤ騒ぎを起こしたようだが、これは仕方がないって。

今更「集会所追加だー!」「闘技場だー!」「ら、ラギアクルス!?」なんて反応出来んて。ミラー配信した配信者も内心「(うっわ、夏まで動画の内容どうしよ…)」としか思ってないって。そこらへんの配信者十把一絡げで首輪つけすぎて盲目モンハン信者が暴れてるって。ミラー配信は前頭葉摘出済み信者が配信者の反応に合わせてマンセーマンセーで公式ライブチャットが一番治安悪くなってんじゃ世話ないよ。

 

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という感じです。もちろん面白い部分もあったが、遊べば遊ぶほど不満が出る作りの中あのアプデ情報でトドメって感じで久々にブログを更新した。

 

フルプライスで60%の製品を買って、第一回アプデで70%くらいの完成度にアップする。体感こんな感じ。敷居を下げた結果虚無が生まれた。上位ゾ・シア、歴戦王レ・ダウが狩がいのあるモンスターであることを切に願う。

 

わかっている。こんなモンハンになっちまったのは、今まで文句を言いつつ発売日に買い続けた私のようなファンの責任でもあるということは。カプンコに手抜きで成功体験を与え続けたのはモンハンファンだ。

 

でもね「ワールドもアイスボーンからが本番だから」「ライズもサンブレイクから神ゲーだから」という悪評がこうも立て続けに続いてしまっては、今後の無印シリーズの買い控えにつながるのではないだろうか。ワイルズも有料拡張コンテンツで化けるのはわかっている。しかし、今遊んでいるのはワイルズだ。ワイルズワイルズで100%出し切り、無料アプデで120%へ。有料拡張コンテンツでプルスウルトラこれは今の時代消費者の我儘になってしまうんですかねぇ。世知辛いぜ。