【エルデンリング ナイトレイン】メタスコアの低さに安心している自分がいる。
『エルデンリング ナイトレイン』を購入予定。
正直「楽しみか?」言われればマルチプレイ前提のCOOPゲームという、苦手な分野なので微妙なところ。恐る恐るお布施のつもりでデラックス版を予約。プレイ可能時間まであと数時間だ。だが、夜はしっかり寝たいので遊ぶのはもう少し先になりそう。
■フロムソフトウェア遍歴
『デモンズソウル』から入ったにわかファン。『アーマードコア』シリーズも、2・4・5・6のみプレイ。『エルデンリング』はトロコン済み。
『デモンズソウル』以降、他社の作ったソウルライクゲームも何作か遊んではみたが「くどいストーリー」「複雑なアクション」「ロールにのめり込めない」といった感じで、あまりハマらなかった。直近では『Lise of P』が『ブラッドボーン』をよく模倣出来ていたとは思う。
■購入に至った理由
①フロムソフトウェアの新たなチャレンジを応援。
『デモンズソウル』のヒット以降、競合他社も右に倣えで「ソウルライク(死にゲー?)」と言われるジャンルの粗製ゲームを量産し、右も左も「ソウルライク」で溢れている昨今。そんな中『エルデンリング』が爆発的に売れ、さらにフロムソフトウェア産のソウルライクが勢いを伸ばすかと思いきや、まさかのCOOPゲームに挑戦するという心意気に惹かれた。他社は未だにソウルライクの尻を追っているにも関わらず、我が道を突き進むところに痺れる。
新しいチャレンジをするゲーム会社の新作は、応援の意味を込めて買うことにはしている。(積みゲーも多いし、後悔も多い。)
②『エルデンリング』が面白すぎた。
『エルデンリング』が面白すぎて何周もした。いろんなビルドで遊んだ。個人的に生涯のベストゲームTop5には入るくらいハマった。その『エルデンリング』の素材を再利用し別ゲーへと昇華するアイデアに惹かれた。
さらに『ブラッドボーン』以降なぜか実装されなかったハクスラ要素も復活しているので、遊びがいがありそうだと思った。遊べば遊ぶほど『エルデンリング』にハクスラ要素があれば一生遊べるのにな〜と思っていたので、願ったり叶ったりだった。
③COOPゲームへの苦手意識をそろそろ払拭したい。
今までマルチ前提のゲームが苦手で避けてきたのだが、これを機に挑戦してみたくなった。直近の『モンスターハンターワイルズ』『ファンタジーライフ』も基本ソロプレイでクリアした。もちろんフロムゲーでも侵入・協力ともにしたことがない。他人にかけられる迷惑には寛容なのだが、他人にかける迷惑には敏感なのだ。
ベースが『エルデンリング』なので、私以外のプレイヤーも簡単に死ぬだろう。マルチ特有の気まずさも若干は薄れてくれていると思う。
④過去作のボスを現代のグラフィックでみてみたい。
過去作のボスも登場するお祭りゲー(?)っぽいので、久々に会いたくなった。過去作を起動して遊ぶことも可能なのだが、如何せんグラフィックやシステム周りが『エルデンリング』に慣れきってしまっているため気が進まない。そんな中トレーラーでチラ見せされた「無名の王」。正直どんなゲームだろうと、この時点で購入は決まっていたと思う。
⑤どのゲームでもタンクという職が好き。
ソウルシリーズを遊ぶ際は、初見は基本的にガン盾スタイルでジリジリ遊ぶのが好きだ。ソウルシリーズに限らずコマンドRPGでもSRPGでもタンク職は優遇しがち。そんな中『ナイトレイン』の情報を追う中で出会った「ガーディアン」という職。これは使い倒し甲斐がありそうだという直感があった。頭が鳥じゃなかったらもっと良かったが…。
⑥旬なうちに遊んでおかないと過疎る可能性がある。
これはどのゲームもそうだが、旬なうちに遊ばないと最大限に楽しめない可能性がある。COOPゲーなんてまさにそうだ。発売直後のみんな手探りで遊ぶわちゃわちゃ感を楽しみたい。このわちゃわちゃ感に紛れて、野良マルチで多少迷惑をかけても「まぁ発売されたばっかりだし…」と許されると思う。
という感じで予約に踏み切った。
今現在メタスコアも発表され、78という若干低めな数字に「でしょうね〜」という感想しかない。フロムファンの私ですら「これ面白いのか…?」と若干懐疑的なのが本音。メタスコアの低さに安心している自分がいる。相当に人を選ぶゲームっぽい。これがメタスコア85〜95くらいの高得点だと、逆に眉唾もんで「本当に大丈夫か…?」と勘繰ってしまう。

そもそもメタスコア自体が最近は意味を成していないような気がしている。メディアの人間も公平な評価は難しく、厄介ファンもいればアンチもいる、盲目信者もいる。買収されているかもしれない。人間なんてそんなもんだ。
メタスコアに関しては『Clair Obscur: Expedition 33』で「バイアスなくフラットな目線で評価すれば、一定の水準を満たしているゲームは高得点になる」という基本的な部分を再認識した。シリーズを重ねるごと評価が低くなりがちなシステムに疑問がある。
だからこそ現在の78という微妙な評価が逆に信頼できる。私も自分の手で遊ぶまで半信半疑なのだが、自分には刺さらないかもしれないという予感はしている。杞憂であってほしいが…。
なんにせよ、買ったからにはある程度楽しみたいと思っている。
感想もまとまったらここに書いていく。