【ファンタジーライフ i】首が痛くなるオープンワールドRPG【グルグル竜と時をぬすむ少女】
『ファンタジーライフi グルグル竜と時をぬすむ少女』をプレイ中。
地味にアーリーアクセスで楽しんでいる。が、、、ある事情によりあまり時間は取れず。先行特典の恩恵はほぼ受けられていない状態だ。
『Clair Obscur: Expedition 33』を堪能したのち『エルデンリング ナイトレイン』まで手持ち無沙汰だったので、軽く遊べる系のゲームを欲していたので、ちょうど良いかと思い購入に踏み切った。
LEVEL5の作品は『イナズマイレブン』『レントン教授』『妖怪ウォッチ』など、どれも未プレイ。『ファンタジーライフシリーズ』自体は、DS版、ソシャゲ版ともにプレイ済み。私がLEVEL5に対して真に期待しているのは『ダーククロニクル』の続編か『トゥルーファンタジーライブオンライン』の開発再開のみ。そのくらいの熱量で買ってみた。
最初に断っておくと『ファンタジーライフ』は、「神ゲー!」「マストバイ!」的な面白さのゲームではないので、PVを観て「あ、自分向きじゃないな〜」と感じたら、素直に購入は控えておくことをお勧めする。
これを神ゲーと評価しているインフルエンサーは基本的に信用してはいけない。人は選ぶ癖強ゲームです。そもそもLEVEL5だしね。
■全体的な印象
おそらく買い切りの『ファンタジーライフ』は、十数年ぶりなので、懐かしさを感じつつ遊べている。暇つぶしにはちょうどいい感じだと思う。
『ブレワイ』『どうぶつの森』などの任天堂ゲームの良いところを混ぜつつ『ファンタジーライフ』っぽさを昇華させた感じ。
年齢層低めなストーリーに癖の強いキャラクター、これはLEVEL5節といわれるものなので、万人にお勧めとは口が裂けても言えないが、随所に「らしさ」は感じる。
■ライフの切り替えがストレスフリー
「自由にライフ(職業)を選んで、ファンタジー世界でスローライフ」というテーマは昔から変わらず、いい感じの緩いゲームに仕上がっている。
過去作ではライフの切り替えが面倒だったが、今作からオブジェクトの前で適切なライフに切り替わってくれるので、非常にストレスフリーで探索・作業に打ち込める。感覚的にはもうピッケル・虫網・釣竿が必要無くなった昨今のモンハンシリーズに近い。調理台の前で錬金術もできる。なんでもありだ。
ただ自動切り替えをするためには、採取職・制作職ともに解放しておく必要はあるので、ゲーム序盤はかなりのお使いゲーとなっていた。
各ライフのチュートリアルをスキップすることも出来るのだが、「スキップしたらもう見れませんよ」というアラートが出てくるので、念の為全ライフの導入を見たので、恐ろしく時間がかかった。
どのライフも同じような導入に、同じような展開の連続だった…。
■戦闘は良くも悪くも大味
戦闘職はかなり大味な作りになっている。これも過去作からあまり変わっていない。大量に保持した回復薬をがぶ飲みしながら、遠くから魔法・弓矢を撃っていれば負けることは恐らくないと思う。アクションをしっかり楽しみたい人は、少々肩透かしを喰らうので注意が必要。身も蓋もないないことを言うが、戦闘に面白さを見出すゲームではない。
■UI周りは特に問題なさそう
直近で遊んだゲーム群のUIに絶望していたので、本作のUIはまぁまぁ洗練されている方だと思っている。メニューの順番を任意で変更可能だったり、ライフマスターへのファストトラベル。上述のオブジェクトの前での自動ライフ切り替えなど。遊びやすいよう丁寧に調整されているように感じた。
「昨今のAAAタイトルのUI軽視に一石を投じる」とまでは言わないが、キャッチーなグラフィックに大きな文字。これだけでだいぶUIに対しては好印象だ。
■潜在的な意識によって首が痛くなるカメラワーク
遊んでいて唯一擁護できない点。カメラワークがひどい!
ここがもったいないな〜と感じてしまう。カメラワークが基本左右のみしか効かない設定になっている。上を向けないのだ。上を向けないし、遠くを確認しようとしてもできないのである。そして視野角も狭い。
これは恐らく「視野角を限定することで画面内のグラフィックリソースを減らす」という、昨今のゲームあるあるな意図もあると思うが、これが非常に見にくい。オープンワールド特有の「遠くにある目標を眺める」という行為が、システムによって縛られている。
どのくらい酷いかというと「基本的に空が見えない」といえば、画面の窮屈さは伝わるだろうか。常に斜め45度くらいの見下ろし型で遊ぶオープンワールドがこんなに苦しいとは思わなかった…。モニターでプレイしていて首が痛くなる。結果的にワールドの広さは一切感じることはない。結構広めなマップは用意されていると思うのだが…。
ここはテストプレイで気付きそうなものだが、あえてこの形式ということは意図あってのことだろう。
これがアーリーアクセスで購入した割に遊べていない理由でもある。カメラワークによって著しくモチベーションが削がれ、長時間のプレイがキツいのだ…。
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と、いった感じでアーリーアクセスから遊んで感じた点をまとめてみた。
『ファンタジーライフ』としては高水準でまとまっている正統進化ゲームだと思うが、あくまで人に薦めるようなゲームではないので、事前にどういったゲームなのかは入念に調べて購入してほしい。
また、カメラワークが結構劣悪なので、画面酔いする人にもあまりお勧めできない。
カメラワークはアプデで治るものなのだろうか…。