ゲームに登場する「配慮されたブス恐怖症」の私はどうしたらいいですか?MHワイルズβテスト

案の定色々残念だったモンスターハンターワイルズβテスト版)

 

本日12時よりモンスターハンターワイルズ(以下、ワイルズ)のオープンβテストが開始した。

 

事前情報、試遊版体験報告など、様々な情報に目を通した結果、「あまり出来が良くなさそうだな〜」と、かつてアナログスティックで大剣をぶん回していた老害ハンターである私は危惧していた。

 

以下、PS5版を軽く遊んでみた感想。とにかく今後慣れていくしかないなぁという印象です。

 

■グラフィックとフレームレート

こちらはトレードオフになっている。私はフレームレート優先でプレイした。試しに解像度優先にもしてみたのがが、確かにグラフィックは良くはなるが、フレームレートが若干ガクガクで、本作のもっさりアクションを楽しむ上で、少々キツイと感じてしまった。そもそものグラフィックも全体的にもやっと感がある。製品版が発売されても、フレームレート優先が吉かと。

 

■UI

うねうねしているHPバーがとにかく鬱陶しい。視認性が悪い。危険な攻撃が来ると波長が高くなるっぽいが、回復中のゲージの色も相まって、本当に見難い。勘弁してほしい。

敵の強力な攻撃に導蟲が赤くなって攻撃到達地点を教えてくれるのだが、これもグラフィックに慣れるまで時間かかりそうだなーという感じと、避けさせていただいている感じが強い。

 

■世界観・ストーリー

そもそも、モンハンシリーズにストーリー性が求められているのだろうか?ワールドの頃から試験的な感じでストーリー重視の展開が多いが、正直面白くない。

「どうせ当初の目的のモンスターの裏に、超自然現象を操る古龍がいるんでしょ?」くらいなもんで。

ワールドも最初は期待してみたものの「俺たちも大自然の一部なんだ」的なオチには噴飯ものだった。考えに考え抜かれたストーリーがコレだというのであれば、今後一切ストーリーはなくても良いとさえ思えた。

サンブレイクでは見せ方を変え、キャラクターにスポットが当たったため違和感も無くなってきたが今回はどうなることやら。いや、DLC最後の「メル・ゼナは守護神だった」的な流れは余計だったか。

βテストでは触りのストーリーが流れるが、あまり興味を引かれない。「主人公が喋らない(本作は結構喋るっぽい?)」という特性上、代弁してくれるキャラが如何に魅力的か?という点が重要になってくると思うが、今回のキャラデザではあまり期待出来そうにない。

 

■操作感

サンブレイクのアクションに慣れきってしまったハンターには、かなりキツいもっさりハンティング。ワールドの頃は「グラすげー!アクションもリアル!」と喜んでいたものだが、サンブレイクの快適さを知ってしまった以上、元の鞘に戻れるか心配ではある。リアル思考のモーションのわりに、太刀のスタイリッシュ居合が健在というのもなんかモヤる。

とにかく体が重いのだ。マリオの水中ステージのごとく、ゆったりもっさり動くハンターには結構焦れる。これから当面ワイルズが主流になるのか、と考えたら、サンブレイクで鈍りきった体を目覚めさせるため、一旦ワールドの方で慣れておく必要がありそうだ。

ただモーションに関してはライズ当初「こんなスタイリッシュな動きはモンハンじゃねー!」みたいな過激派もいたことを考えれば、住めば都かもしれない。

 

■アイルー

アイルーの可愛さは、モンハンのモチベ維持に非常に重要なファクターだと思っているが、今回もちゃんと可愛い。しかも喋る。流暢に喋りすぎなので最初は違和感もあったが、遊んでいるうちな慣れそうな予感はある。

乙った時に運んでくれるアイルーが、回復薬をぶっかけてくるモーションが良すぎる。好き。

 

■料理

美味そう。サンブレイクで食わされ続けた団子に辟易していたので、このレベルのグラでの料理はありがたい。ドラゴンズドグマ2が実写(しかも肉のみ。魚は焼けない。)という暴挙に出ていたので、心配していたが杞憂だった。

 

■モンスター

マップのせいか逃げすぎな感じがある。とにかく移動が多い。ガルクの代替生物のような鳥の足が遅いのも、そう感じる起因になっていそう。

ゴシャグマのデザイン、特に顔面はキモめ。

「蜘蛛恐怖症」の方向けで、虫がスライムに変更されるモードも搭載されており、色々配慮されているのは感じる。

こういった配慮ができるのであれば「ポリコレモード」と「ノンポリコレモード」で切り替えられるようにしてほしい。私はゲームに登場する「配慮されたブス恐怖症」なのだ。

 

■フィールド

全体的にモヤッとしている。また悪天候時と夜の視認性が抜群に悪い。悪天候が明け晴れた時の差も目に悪い。要所要所で拾えるアイテムも多いが、操作に慣れていないため取り逃がすこと多々。

 

■新システム(押し合い、傷付け、集中モード)

押し合い:突発的な△ボタン連打。QET感ある。連打疲れる。
傷付け:煩わしかっらクラッチクローが不要なのは良い。
集中モード:だからコンシュマーのパッド勢にエイムをさせるなと。
どれも「やらされている感」がある。ワールドでの儀式感ほどではないが、新システムとしていまいちパッとしなかった。集中モードは武器種によって格差はありそう。

 

今のところランスとガンランスで遊んだが、集中モードについてはもう少し遊んでみないとなんとも言えないかもしれない。ただカプコンはどんだけプレイヤーにエイムさせたいねんと思ってしまう。エイムが必要なのはガンナー系だけにしてくれないか。

 

そして、ランスが今作は微妙そうで涙を禁じ得ない。

 

総評的には「微妙」なんだが「どうせ発売日に買って、そこそこ遊ぶんだろうな〜」というのがモンハンの恐ろしいところではある。

 

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AIタイトルアシストコーナー。「老害ハンターの不満」が度直球で好き。

 

■AIタイトルアシスト

・モンハンワイルズβテスト感想
ガンランスとランスの集中モード評価
・モンハンワイルズのグラフィックとフレームレート比較

 

検索エンジン向けタイトル

モンスターハンターワイルズβテスト感想
老害ハンターの不満
・モンハン新作の微妙な魅力

 

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老害ハンターの微妙な感想!#モンハン
・フレームレート優先で挑む新アクション#ガンナー系
・モンハンの恐ろしさとは?発売前総評#ランス