楽しみにしていた『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン(以下、RS2R)』の発売である。
私のサガ遍歴は、サガ、サガ2、ロマサガ3、サガフロ、ミンサガ(実質ロマサガ1)、サガスカ、サガエメ。
ロマサガ2は未経験なのだ。というか、ドット絵が流石にキツく、難易度も高すぎたため、リマスター版など都度お布施として購入してはいるのだが未クリアな状態なのだ。
ストーリーもほぼ覚えていない。皇帝、七英雄、アリ、くらいの前知識である。(ミュージカルを観ているので、七英雄の背景的なものはざっくりと知っている、という非常に歪な前知識である。)
サガシリーズはそこそこ好きで、ソシャゲのロマンシング サガ リ・ユニバースも初日勢である。途中離脱した期間(イースターイベント)もあったが、結構長く続けられている。カジュアルに遊ぶ分にはちょうどいいソシャゲだと思う。だからこそ、ロマサガ2もどこかで履修しておきたかったが、流石に今の時代リマスターでのドットはキツかった。いつの日かミンサガのように完全リメイクしてくれないものかと願っていたが、まさかその願いが叶おうとは。しかもかなり遊びやすくなっているらしい。体験版での感触も良好だったのでこれは即購入である。過去に投げ出してしまったがリベンジの気持ちで挑みたい。
■以下、ざっくりとした感想
遊びやすくなっているのは充分に伝わる作りになっていると思う。体験版から分かりきっていたことだが、本編を進めて改めて痛感した。
フラグ管理、技術点、行動順、敵HP、ひらめき、ミニマップなどなど、挙げたらキリがないくらい情報が「見える化」されている。
Q.👴<敵のHPが見えてしまうのは緊張感に欠けないか?
A.😀<オプションで非表示にできます!
Q.👴<ひらめきの可視化はワクワク感に欠けないか?
A.😀<オプションで非表示にできます!
というように、私なんかよりも年配で拘りも強いであろうロマおじ、ロマおばもニッコリな出来なんじゃないだろうか。「HP」や「ひらめき」周りが非表示にもできるのは、かなり配慮した結果かなと思う。
■グラフィック
グラフィックについて。これは満点です。「こういうリメイクでいいんだよ」のお手本である。この方向性でロマサガ3が発売されたら限定盤買っちゃうと思う。やはりゲーム内でくらい美男美女に囲まれていたい。そして操作キャラも美男美女でありたい。
昨今の日本のゲームクリエイターにありがちな「あえて外したキャラクターデザイン」という感じはなく、ド直球でかっこいい、かわいいキャラクターたちばかりなので、愛着も湧くというもの。過去作プレイヤーがどう思うか不明だが、RS2Rから本格的に遊び始めた私にとっては非常に取っ掛かりやすいのである。
■戦闘システム
戦闘システムに関しては、私はサガエメがコマンドRPGにおいて最高峰の出来だったと思っているので、できれば引き継いで欲しかったが、サガエメの戦闘難易度にロマサガのエンカウントは少々重いので致し方なしという感じか。
非常にテンポ良く、弱点をつければさらに快適に進むが、ボス戦などは油断すると普通に死んでしまう難易度だったりするところはロマサガらしい。
■BGM
いわずもがな。やはりイトケンは最高である。SFC版と切り替えがあるもの良い。
全体的に「ほんと、こういうリメイクでいいんだよ!」とスクエニ本社に向かって叫びながらプレイしたいゲームであるのは間違いない。リメイク オブ ザ イヤーなるものがこの世に存在していたら、間違いなく受賞していると思う。これから腰を据えてじっくり遊んでいきたい。
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AIタイトルアシストのコーナー。「ロマサガ2リマスターレビュー」はマジで見当違いな判断だと思う。
■AIタイトルアシスト
・冠を戴く-ロマンシングサガ2の冒険
・帝国の戴冠式-魅力あふれるロマサガ2
・挑戦-ロマサガ2の冒険と死闘
■検索エンジン向けタイトル
・RS2R発売記念:ロマンシングサガ2体験レビュー
・七英雄との戦い:ロマサガ2リマスターレビュー
・イトケンの音楽:RS2Rプレイ感想
■SNS向けタイトル
・リメイクの楽しみ!サガ覚醒 #RS2R
・挑戦と感動の帝国冠式 #ロマサガ2
・異世界戦記、強敵に挑む冒険 #イトケン